利用規約を変更するときは履歴を取っておく必要があります

利用規約ガイド

利用規約作成の専門サービスを提供している、行政書士の坂本倫朗です。

利用規約を変更するときに気を付けること

利用規約を変更することは1度で終わらないかもしれません。

そのため、利用規約のバージョン管理をしてください。

「〇〇利用規約_20xxxxxx」といったようにファイル名に日付が入ったファイルを時系列で保存しておいてもいいでしょう。

Gitによる管理の方法もある

利用規約のどこを直したかを、どのような意図で編集したかというコメントも含めて管理したい場合は、Gitというファイルのバージョンを管理するツールがあります。実際にGitを使って利用規約等のドキュメントをバージョン管理している企業があります。Gitの使い方を習得するのはやや難しいので、利用規約の管理のためだけにGitを学習する必要はないですが、エンジニアやデザイナーの多くはGitをすでに習得していると思われますので、協力してもらって管理を行うとよいでしょう。

履歴には、もうひとつ、「このバージョンの利用規約をいつからいつまで掲載していたか」ということも記録しておくのが望ましいです。

そのため、利用規約を改定したときに、利用規約の文末に改定日を記入しておくと変更日が把握しやすく、管理しやすいです。

【お知らせ】

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利用規約を作成するときに注意することだけでなく、利用規約を作成した後に注意することをあらかじめ知っておくと、ウェブサービスの開発をスムースに行えます。

なお、ウェブサービスに関する全体像を理解したい方には以下の記事がお勧めです。

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この記事の執筆者

坂本倫朗(行政書士登録番号 第17081604号)。
IT業界出身の行政書士として、東京都を拠点に活動しています。
IT・Web業界を中心とした中小企業を対象に、契約書作成、利用規約、プライバシーポリシー、特定商取引法表記などの法務支援を全国対応で行っています。
生成AIにはできない、人間ならではの実務経験と文脈理解力・リスク判定力を活かし、安心してサービスを運営できる環境づくりをサポートしています。

運営:坂本倫朗行政書士事務所(東京都板橋区)
所属:東京都行政書士会

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