利用規約を変更するときは履歴を取っておく必要があります

利用規約ガイド

利用規約作成の専門サービスを提供している、行政書士の坂本倫朗です。

利用規約を変更するときに気を付けること

利用規約を変更することは1度で終わらないかもしれません。

そのため、利用規約のバージョン管理をしてください。

「〇〇利用規約_20xxxxxx」といったようにファイル名に日付が入ったファイルを時系列で保存しておいてもいいでしょう。

Gitによる管理の方法もある

利用規約のどこを直したかを、どのような意図で編集したかというコメントも含めて管理したい場合は、Gitというファイルのバージョンを管理するツールがあります。実際にGitを使って利用規約等のドキュメントをバージョン管理している企業があります。Gitの使い方を習得するのはやや難しいので、利用規約の管理のためだけにGitを学習する必要はないですが、エンジニアやデザイナーの多くはGitをすでに習得していると思われますので、協力してもらって管理を行うとよいでしょう。

履歴には、もうひとつ、「このバージョンの利用規約をいつからいつまで掲載していたか」ということも記録しておくのが望ましいです。

そのため、利用規約を改定したときに、利用規約の文末に改定日を記入しておくと変更日が把握しやすく、管理しやすいです。

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利用規約を作成するときに注意することだけでなく、利用規約を作成した後に注意することをあらかじめ知っておくと、ウェブサービスの開発をスムースに行えます。

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この記事の執筆者

IT業界出身の行政書士です。最新の法制度にあわせた対応や、実務上のリスクを判断した上で、契約書・利用規約の作成とチェックを行っています。生成AIにはできない人間としての実務経験と隠れた文脈の理解力・リスク判定能力を活かし、現場に即した支援を心がけています。

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